江東区立亀戸中学校

　最終日はタクシー班別行動でした。今日は、京都駅から少し離れた方面、嵐山方面、北野天満宮などを訪れる班が多かったです。３日間の中で一番高い気温でしたが、タクシーでの移動なので快適だったことでしょう。タクシー班別行動は運転手さんが京都のことや社寺のことをわかりやすくお話してくれるので、とても興味が湧いてきます。お昼も食べたいものをリクエストすれば、安くておいしいお店に連れて行ってくれます。です柄、短い時間に京都を満喫することができます。また、わずか半日ですが一緒にいるのでとても親しくなれます。京都駅まで送っていただくのですが、別れを惜しんでいる生徒も少なくありません。中には目を潤ませている生徒もいました。事後学習に生かせるとよいです。
　さて、修学旅行も本日で終了です。食事の際、毎回あいさつの前に係生徒が俳句を詠んでいました。その中の一句に次の句がありました。
　朝起きて　友達の顔　距離近い
部屋での様子が想像できますが、３日間寝食を共にし、心の距離も縮まったことでしょう。来週実施される運動会も力を合わせて頑張ってほしいです。

今日は、公共交通機関を利用した京都市内班行動でした。自分たちで計画したコースを回りました。途中で班員がはぐれてしまったり、乗車券をなくしてしまったりした生徒がいましたが、最終的には班員が合流し宿舎に戻ってきました。６組は２班編成で教員が一緒にコースを回りました。朝は一時的に雨がちらつく時間がありましたが、曇り空の一日だったので班行動には適した天候で助かりました。昼食はチェックポイントを兼ねていたので、途中の様子を知ることができました。昼食の時には、昨年まで本校に勤務していた藤田先生がサプライズで登場しました。久しぶりに会うことができ、生徒は感激していました。また、異動した長島先生が修学旅行で京都に来ていたので、偶然会うことができた生徒もいたようでした。
夜は、舞子鑑賞教室を実施しました。今回お越しになった舞子さんは、なんと江東区の中学校出身で、本校の教員の教え子でした。教員もとても驚いていました。優雅な踊りを鑑賞した後は、質問コーナーと記念写真の撮影になりました。舞子さんへの質問では、「舞子はどのように生まれたのか」、「事前学習で舞子さんは給料が出ないと書いてあったのですが、本当ですか？」など良い質問が多く、いろいろと知ることができました。
　夜の室長・班長会議では、状況を見ながら臨機応変に班行動ができたことを評価しました。

　修学旅行第１日目は、奈良を訪問しました。最初の訪問地は薬師寺です。薬師寺では、お坊さんの説法を聞きました。ユーモアたっぷりの話を楽しく聞くことができました。薬師寺の説明とともに今後の生き方についての話を聞けました。社会に出て必要なものの一つとして、「知識・経験・情報」がある。誰かから教えてもらえなければ、自分で見つけるしかない。見つけて、「知識・経験・情報」とできるかは自分次第ということでした。
　次の訪問地は、奈良公園・東大寺でした。想像していたよりもたくさんシカがいたことで盛り上がっていました。班行動での見学でしたが、すべての班が時間通りに行動できました。
　夜は、宿舎で清水焼のマグカップに絵付け体験をしました。一人一人の個性がよく表れた作品になりました。

海外短期留学の結団式が江東区教育センターで行われました。作文や面接等の選考を経て、本校からは３名の生徒が留学生徒となりました。結団式では、一人一人名前を呼ばれ、任命を受けました。教育長から「SEA TO SKY　海と空がつながっている風光明媚な素晴らしい地域であること、温かい人柄の方がたくさんいること、４２名が支えあって研修に取り組みいろいろなことを学んできてほしい」というお言葉をいただきました。また、留学生徒代表は、「国際的な視野を広げる、日本の文化を伝えるという代表としての責任を果たし、国際社会への貢献に努めるとともに人生の中での貴重な経験とすること」を力強く述べていました。研修は１０回ほど実施されます。しっかりと研修に取り組み、短期留学を充実した体験にしてほしいです。

　生徒会朝礼をオンラインで実施しました。生徒会長は ”あいさつ”について話をしました。日本には「おはようございます」「ありがとう」など、あいさつに関するフレーズが２６あるそうです。あいさつをすることで、１日が気持ちよく始められるだけではなく、自己肯定感も高まります。「あいさつで活気のある学校にしましょう」と呼びかけていました。
　また、本日から教育実習が始まりました。今年度は３名の学生が来ました。１年、２年、６組に１名ずつ入ります。生徒も学生もお互いに学び合う良い機会となる事を願っています。