2/12 新入生保護者説明会 校長より
新入生保護者説明会 校長挨拶
1. はじめに 感謝と学校への信頼
4月から、大切なお子様をこの亀戸中学校にお迎えできることを、教職員一同、心よりお待ち申し上げております。入学を控え、期待と不安が入り混じった時期かと存じますが、まずは一つ、安心していただける数字をお伝えします 先般実施いたしました本校の学校評価アンケートにおいて、保護者の皆様の実に91%から「亀戸中に通わせて良かった」という肯定的回答をいただきました。この高い信頼を誇りと責任に変え、新入生の皆さんに対しても、全力で教育活動に取り組んでまいります。
2. 教育目標 主体性と思いやりの心
本校では「思いやりの心をもち主体的に行動できる人間を育成する」という教育目標を掲げています。特に大切にしているのが「主体性」です。これからの変化の激しい社会を生き抜くためには、誰かの指示を待つのではなく、自ら考え、判断し、行動する力が不可欠です。 学校行事においても、教員が先回りして1から10まで教え込んだ「100点満点の行事」より、生徒たちが悩み、試行錯誤してつくり上げた「60点の行事」の方が、生徒自身の「生きる力」を育むと信じています。もちろん、人権や命に関わる場面では厳しく指導しますが、基本的に生徒の「自分でやりたい」というエネルギーを最大限に尊重してまいります。
3.キーワード 「失敗」と書いて「成長」と読む
中学校生活は、新しい挑戦の連続です。その中で、お子様は必ず壁にぶつかり、失敗を経験します。私は生徒たちに、こう伝えています。「失敗と書いて『せいちょう(成長)』と読む」と。 失敗を恐れて何もしないのではなく、転んでもそこから何かを学び取り、再び立ち上がること。そのプロセスこそが、本物の「自信」へと繋がります。本校は、生徒が安心して失敗し、挑戦できる場所でありたいと考えています。挑戦した結果の失敗であれば、私達教職員は全力で立ち直りを支援し、共に次の一歩を考えます。
3. 部活動の現状と今後の運営方針について
部活動の運営方針について大切なお話をさせていただきます。部活動は、教育活動の一環として生徒の成長に寄与するものです。しかし現在、全国的な「部活動の地域展開」の流れとともに、その在り方が大きく見直されています。法令上、部活動の運営は教員の義務ではなく、顧問を強制することはできません。
本校においても、育児や介護を担う教員が増え、土日の引率や指導を継続することが困難なケースが増えております。また、専門外の指導による負担が、本来の職務である教科指導や生徒指導に影響を及ぼす場合があります。このように教員が疲弊した状況は何より生徒たちの不利益に繋がります。こうした背景から、今年度は陸上部・女子バスケットボール部の募集を停止いたしました。次年度につきましても、学校の状況によっては、令和8年度以降の新入生募集を停止する部活動が出てくる可能性がございます。 苦渋の選択ではございますが、教員が万全の体制で授業や生徒指導に向き合うための判断であることを、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
4. 保護者との連携 共に「生きる力」を育む
「生きる力」を育むためには、学校とご家庭の連携が欠かせません。お子様が壁にぶつかったとき、どうか保護者の皆様も、先回りして答えを与えすぎないでください。まずはじっと見守り、立ち上がろうとする背中を支えてあげてください。
そして私達、教職員は、成長を支える「伴走者」となります。 学校と家庭が車の両輪のように手を取り合い、同じ方向を向いてお子様を見守る。この連携こそが、お子様の可能性を最大限に引き出すことに繋がります。
4月の入学式、希望を胸に校門を通るお子様をお迎えいたします。三年後、卒業の日を迎えるときに「亀戸中学校で本当に良かった。」と思ってもらえるように、誠心誠意取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
更新日:2026年02月12日 15:45:05