実り多き修学旅行に向けて
いよいよ10月に迫りました修学旅行は、生徒たちにとって中学校生活における大きな行事であり、校内の授業では学ぶことができない貴重な体験を通して、心身ともに大きく成長する絶好の機会となると考えております。
○修学旅行の教育的意義について
1.本校の教育目標は「思いやりの心をもち主体的に行動できる人間を育成する」です。
修学旅行では班別行動や団体行動の中で、生徒たちは互いに協力し、助け合いながら思いやりをもって行動する大切さを学びます。
また、自分たちで考え、判断し、行動することで、主体性や責任感を育みます。
2.歴史・文化へ探求
訪問先では歴史や文化に直接触れることができます。五感を通して得られる体験は、事前学習で得た知識をより深いものになります。自ら学び、探求することの楽しさを経験します。
○安全への配慮と準備について
修学旅行を成功させる上で、生徒たちの安全確保が最も重要であると認識しております。本校では、引率教員の綿密な打ち合わせはもちろんのこと、旅行会社との連携を密にし、緊急時の対応についても入念な準備を進めております。
引率教員は、常時生徒の健康状態や行動に目を配ります。しかしながら、緊急時には、速やかに保護者の皆様にご連絡し、ご協力を頂くことがあります。その際はご協力をお願いできればと思います。
○保護者の皆様へのお願い
ご家庭におかれましては、準備は主体性をもたせるために、生徒本人に是非とも、させてください。必要であれば、手伝う程度がいいと思います。
体調の維持管理においては、健康状態の最終確認をお願いいたします。また、常備薬については年のために必要なお薬はすべてもたせてください。例えば、夜熱が出た時、帯同している看護士は解熱剤ももっていません。教員が薬を買って、生徒に飲ませることは医療行為なのでできません。どうするのか、病院につれていって処方をうけなければならなくなります。風邪薬・解熱剤等、通常使用して問題ないお薬はすべてもたせてください。
この修学旅行が、生徒たちにとって忘れられない素晴らしい経験となり、大きく成長する機会となるよう、教職員一同、精一杯努めてまいります。保護者の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げますとともに、引き続き本校の教育活動にご支援を賜りますようお願い申し上げます。
更新日:2025年07月15日 16:21:54