6月は、ふれあい(いじめ防止強化)月間

 文部科学省の調査によると、いじめは増加傾向にあり、「冷やかし、悪口」によるものが最も多いそうです。いじめは、生徒の心身の健全な成長に重大な影響を及ぼす、人としてけっして許されないものです。学校では、「学校いじめ防止基本方針」を策定し、いじめの未然防止、早期発見、早期対応に努めています。
 とりわけ今月は、ふれあい(いじめ防止強化)月間ですので、3日(月)の全校朝礼では、校長は「優しい人」をテーマに、生活指導主任は「強い生徒」をテーマに、いじめに関する話をしました。話の主旨は次の通りです。
○自分に優しくなれば、人にも優しくなれます。自分の気持ちが良くなれば、相手の気持ちも良くなります。お互いの気持ちが良くなれば、好循環が生まれてうまくいきます。人に優しくなるには自分の心に余裕をもつことが大切です。
○嫌な思いをしている人は、我慢するのが強さではありません。誰かに相談できることが本当の強さです。誰かを頼りにすることはけっして格好悪い行動ではありません。嫌がる可能性のある行動をする人は、誰かを否定することでしか自分を示せない弱い人です。亀戸中学校の目指す生徒ではありません。
 そして、各学年・学級では、道徳の授業などでいじめ防止に関わりのある教材を用いた授業を行い、いじめを許さない心情を育みます。また、現在の状況を把握するためにアンケート調査を実施します。
ご家庭でご心配なことや気になることがありましたら、ご相談ください。(令和6年6月)

更新日:2024年06月04日 16:29:59