進路説明がありました
3年生の生徒・保護者対象に進路説明会を行いました。いよいよ進路選択に向けて考えていく時期になっていきます。
校長、進路指導主任、学年の進路担当より今後の流れや入試の変更点や準備について話がありました。
以下、校長講話です。
いよいよ生徒の皆さんは、人生の大きな選択肢の一つである「進路選択」に本格的に向き合う時期を迎えます。
私は、皆さんには単に「どこへ行くか」ではなく、「どんな自分になるために」高校を選ぶのかを深く考えてほしいと願っています。
1. 進路選択について
高校選びとは、将来の夢や目標を叶えるため、自分の人生を切り開いていくための第一歩です。
生徒の皆さん、自分の「好き・得意」は何ですか?皆さんはどんな大人になりたいですか? 自分を最も成長させてくれる環境、つまり、学びたいことや校風が合う高校を、自らの意思で探しましょう。
保護者の皆様、お子さんの進路選択においては、どうか「伴走者」としての関わりが重要だと思います。人生の先輩として意見を述べつつ、お子様の意見を聞きながらも、対話を通じて、ご家庭として進路先を決定いただければと思います。
2.進路選択に向け、二つの土台
将来の選択肢を広げ、高校生活を充実させるためには、中学校生活で育むべき二つの大切な土台があります。
一つ目は、「学力の向上」です。
自分の人生を切り拓くために、行きたい高校へ入るために学力は重要な力です。
授業中は集中力を高め、しっかりと学習して学力を向上させましょう。
努力の積み重ねが、向上に必ずつながります。
二つ目は、「生活面の充実」、すなわち自己管理能力です。
受験勉強で実力を発揮するためには、規則正しい生活リズムと時間の管理が不可欠です。
また、周囲の人と良好な人間関係をつくることも重要です。イライラしたりすることもあります。そういった中で誰に対しても、優しく素直に関われる人間性を身に付けましょう。「高校に入れればそれだけでいい。」「勉強以外は必要ない。」そうした精神では精神的に煮詰まり、自分を追い込み不安定な精神状態をつくってしまいます。
教職員・他の生徒の良好な人間関係をつくり、保護者に感謝の気持ちをもつこと。人間は「やさしさ」と「素直さ」をもつことで精神的安定につながります。そして、多くの方が君を応援しそれが君の力の源になります。
保護者の皆様、是非、今後もお子さんの成長にために連携させていただければと思います。
更新日:2025年10月16日 10:59:36