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9月29日(月) 「生徒会本部役員選挙」当日、朝の生徒会長の話【本文】
◎生徒会長(3年)が「生徒会本部役員選挙」当日、生徒に発信した重みのある話です。是非、お読みください。 皆さんおはようございます。生徒会朝礼では、少しでも学校生活に役立つことや、新しい見方につながるようにと考えながら毎月話をしてきました。あっという間で、少し寂しい気持ちもありますが、私がこの場で話すのは今日で最後になります。そこで今日は、この一年間を通して私が感じたことをお伝えしたいと思います。 この一年間の生徒会の活動を通して学んだことはたくさんありますが、「最初から結論付けない」ことがあらゆる面で大切だと感じました。この最初から結論付けないことは「ゼロベース思考」というそうです。ゼロベース思考とは、最初から「できない」と決めつけずに、白紙の状態から考えることを意味します。人はどうしても「前の人ができなかったから自分も無理だろう」「自分はそういうタイプじゃないから」といった理由で、挑戦の前に選択肢を閉じてしまいがちです。 生徒会の活動では「先輩たちが達成できなかった公約」がいくつもありました。それを引き継いだときに、私たちは「できなかったから無理」と考えるよりも「どうすればできるか」を話し合いました。すると、形は少し変わっても実現できる方法が見つかり、実際に成果につながったこともありました。そのことから、ゼロから考える姿勢こそが新しい道を開くのだと強く感じました。 次に、みなさんは、挑戦するか挑戦せずに見ている、どちらのほうが自分にとってリスクがあると考えますか。多くの人は、挑戦しない方を選ぶと思います。しかし、私は「挑戦しないことが最大のリスク」だと考えます。もちろん挑戦をしなかったら何事もないまま時が過ぎていき、自分にとってのリスクは何一つ有りません。しかし「挑戦しないことが最大のリスク」という言葉には挑戦せずに何も得られないことが自分にとっての最大のリスクだという意味が隠されています。挑戦すれば必ず失敗も出てきます。でも、それは「失敗」ではなく、うまくいかない方法を一万通り発見しただけ」そう、発明王であるエジソンも言っています。エジソンは何度も失敗を重ねながら、挑戦することを諦めずに最後は成功をつかみました。もし挑戦せずに最初から諦めていたら、何も得られずに終わっていたことでしょう。 その挑戦をするために大切なことは「学校は誰かが作ってくれる場所ではなく、みんなで作る場所だ」という共通意識を持つことです。行事も、学校生活の雰囲気も、一人ひとりの声や行動で変わっていきます。黙っていては何も変わらないし、挑戦しなければ変わりません。 どうせ過ごす三年間の中学校生活です。そりゃあ誰しもつまらない3年間よりは、充実した3年間にしたいはずです。なので、これからも皆さんが最初から無理と決めつけず、挑戦し続け学校をよりよくしていきましょう。また、今日の5・6時間目には生徒会本部役員選挙があります!皆さん暖かい目で応援しましょう。今まで生徒会の活動に協力してくださり本当にありがとうございました。【添付ファイル】
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