【タイトル】
7/18夏休み前の授業最終日 校長講話【本文】
夏休み前の授業最終日を迎えました。体育館に皆さんの元気な顔が揃っているのを見て、とても嬉しく思います。 2つ話をします。「みなさんの大切な心と体を守るための話」と「夏休みの過ごし方についてです。」 ・ みなさんの体や心は、みなさんそれぞれ、自分自身だけのものです。 ・ 叩かれる、蹴られる、などの肉体的に苦痛を感じるような行為だけが暴力ではありません。くり返し傷つく言葉を言われるなどの精神的に苦痛を感じる行為も暴力に含まれます。 ・ 暴力は、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。もちろん、学校の教員であっても同様です。 また、相手が嫌がっているのに、体にふれたり、性的な言葉を言ったり、LINEやメールで送ったりする等など、性的な言葉や行動で、人を傷つけることを、性暴力と言います。 ・ 性暴力も、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。 困ったことがあったら、すぐに知らせてください ・ もし、自分が暴力の被害に遭いそうになったら、または被害に遭ってしまったら、一人で抱え込んだり悩んだりしないで、家族や先生、養護教諭、スクールカウンセラー等の信頼できる大人に知らせてください。 ・ 学校の先生や大人にも話しにくい場合は、本日、相談シートを配りますので、 この用紙に話したいことを書いて、糊付けをすれば、切手無しでも郵送で送ることができますし、インターネットからも回答が可能です。 ・ 私も先生たちも、生徒のみなさんの心と体を大切に守りたいと思っています。そのためにも、ぜひ一人で悩まないで、知らせてください。 次に夏休みの過ごし方についてです。 この4月当初から本日まで、皆さんはたくさんのことを経験し、大きく成長したと思います。 新しい学年になり、新しいクラス、新しい友達、と、初めてのことばかりで戸惑うこともあったかもしれません。それでも、皆さんは一つ一つの課題に真剣に向き合い、乗り越えてきました。 さて、今日皆さんに伝えたいのは、皆さんがこれからの人生を豊かに生きていくために不可欠な「生きる力」についてです。そして、その「生きる力」を育む上で特に大切にしてほしい2つの力が「主体性」と「思いやり」です。 「主体性」とは、「自分で考え、自分で判断し、責任を持って行動する力」 この夏休み、普段できないようなことに、自分で計画を立てて挑戦してみましょう。例えば、学習でも部活動でもそれ以外の自分の夢の実現に向けて深く調べたりするのもいいと思います。 次に、「思いやり」についてです。思いやりとは、「相手の気持ちを想像し、相手のために行動できる優しい心」のことです。 皆さんの周りには、家族、友達、先生、地域の人々など、様々な人がいます。それぞれ違う考え方や感じ方を持っていますが、その違いを認め、相手の立場に立って考えることが、相手を「思いやる」と言うことです。 夏休みは家族との時間を大切にし、家の手伝いを積極的に行ってみましょう。 家族の一員として積極的に家事に参加することで保護者の負担を減らすことできます。 感謝の気持ちを是非、思いやりのある行動で表しましょう。 それでは、事故や怪我のないよう、安全に気をつけて楽しい夏休みを過ごしてください。【添付ファイル】
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